トップバストの位置を上げる方法

トップバストの位置を上げるためには、単に胸のトレーニングをおこなうだけでは、難しいです。

猫背姿勢の方では、トップバストの位置が低くなるように、まずは姿勢を整える、すなわち、【骨格バランス】を正常にしていくことが、欠かせないポイントとなります。

トップバストの位置を上げるためには、土台となる股関節、骨盤をコントロールする筋肉の活性化による、【姿勢改善】が大前提ではありますが、直接的にアプローチしなければならない部分が3つあります。

その3つとは…
【背骨】【肋骨】【肩甲骨】です。

まず、【背骨】では、仙骨、腰椎、胸椎、頸椎が正常ベースのS字湾曲になっているかどうか、動きのバランスが適切かどうかを確認していく必要があります。バストアップしにくい、よくある不良例では、全体的に背骨が丸まっている(一般的な猫背姿勢)、もしくは、腰の骨である腰椎が過剰に反り、胸椎が逆に過剰に丸まっているケース(こちらも猫背姿勢に見えます)です。後者の方では、横から姿勢を確認すると、腰が胸よりも前に突き出ていて、ぽっこりとおなかが出ているようにも見えます。背骨の動きのバランスも大切です。動きのバランスが悪いと、また不良な位置に戻ってしまうからです。良くある不良例では、腰椎、頸椎が過剰に胸椎よりも動きやすくなっています。特に、前屈のような丸まるような動きよりも、胸を張るような伸びる動きの場合に、胸椎が相対的に硬くなっているのです。この相対的なバランスも整えていくことが、トップバストの位置を変えるために必要なことなのです。

【肋骨】の傾斜の更正も大切になってきます。例えば、猫背姿勢では、肋骨の傾斜は、地面に対して垂直方向に向かい、トップバストの位置が下がってきます。トップバストの位置を上げるためには、この肋骨の傾斜を地面に対して水平方向に近づけることが必要になります。肋骨は背骨である胸椎と背面で関節〈肋椎関節〉となり、前面は胸骨と関節〈胸肋関節〉となります。この2つの関節にアプローチすることで、肋骨の傾斜を変え、トップバストの位置を上げることができます。

【肩甲骨】の配列、動きもトップバストの位置に関わります。肩甲骨と鎖骨は、関節となっています。トップバストの位置を上げるためには、鎖骨を上側なおかつ後方へ位置させることが大切です。そして、肩甲骨は、肋骨の上に浮遊しているようにポジショニングしているため、肩甲骨をコントロールするためには、肩甲骨周辺の筋肉のバランスによります。猫背姿勢では、トップバストの位置を上げるための、肩甲骨の背骨側への【寄せ】と、【上方回旋】がなくなっており、全く反対へのポジションへ、肩甲骨が移動しているために、まずはその不良ポジションに関わる筋肉の硬さを取る作業が必要になります。硬さを取り、筋肉の長さを適切にすることで、肩甲骨の寄せと上方回旋を誘発する筋肉の活性化がしやすくなります。

大前提となる【姿勢改善】に加え、この3つのポイント、【背骨】【肋骨】【肩甲骨】を押さえておくと、トップバストの位置を上げることが可能となるのです。