油で痩せる事が出来るのか?

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アマニ油で痩せる!MCTオイルで代謝アップ!バターコーヒーダイエット!などなど、脂質を摂る事でダイエット効果があるような記事や雑誌のタイトルをよく見かけませんか?

〇〇だけ!と具体的な食品名を聞いた時に今まで聞いたことがなかったり、食べた事がない食品だとその栄養素が足りなくて、代謝が落ちていたのか…。と思ってしまいがちですね。

今の食事に少しプラスするだけで効果があるのなら、ちょっと試してみたくなるのは、美容や健康に関心がある方ほど強いかもしれません。

確かに脂質は炭水化物、タンパク質と並ぶ三大栄養素の一つですし、体内では合成出来ない必須脂肪酸は、食品から摂取する必要があります。

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脂質が不足すると、皮膚の乾燥、脱毛、脂肪肝、免疫不全、血小板減少、成長期の子どもでしたら、成長障害、脳の発達障害を起こす可能性があります。

じゃあやっぱり脂質も不足しているから、摂らないと!と思ってしまいますが、少し冷静になってみましょう。なぜなら、脂質は意外と様々な食品に含まれているからです。

鯖、秋刀魚、イワシなどの青魚、胡麻などの種子類、大豆などの豆類、牛乳などの乳製品、卵、お米にもごくごく微量ですが、脂質が含まれています。

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胡麻油、米油、シソ油などが販売されているので少し想像してみるとそう言えば…。と思い当たりますね。

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昭和の初めに比べ一人当たりの摂取カロリーは減少傾向にありますが、脂質摂取量は増えています。

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主に考えられるのは、調理方法の変化です。野菜や魚中心の食材を煮る、焼くといった献立が主だった頃、乳製品、卵などが高価で手に入りにくかった事などがあり、主にお米などの炭水化物をたくさん摂取していました。

近年では、乳製品、卵、肉を中心とした洋風な献立が主になり、調理方法も油を使って炒めたり、揚げたりといった物が多く使われるようになりました。

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油を使用する事により、高温での調理が可能になり、短時間で食材に火を通す事が出来たり、風味がアップしたり、脂溶性のビタミンの吸収率が上がったりと、油で調理する利点もありますが、脂質は1g当たり9キロカロリー(炭水化物、タンパク質は4キロカロリー)とカロリーが高くなりやすいので、注意が必要です。

そして、手軽に食べ物が手に入るこの現代社会で、今の食事に脂質をプラスする必要があるのか?ご自分の食事内容を再確認する必要があるでしょう。

ボディメイクやダイエットを考える時、パーソナルトレーナーは、その方に不足している栄養素を補ってバランスの良い食事を摂って頂く事を第一に提案します。

ボディメイクやダイエットに関する情報が次から次へと現れて混乱されている方が増えています。

メディアからの情報に振り回されず、まずは今日一日のご自分の食事内容を振り返ってみるところから始めましょう!

くびれ美人パーソナルトレーナー前田 友紀