胸を張ったら猫背は解消されるのか?
大久保です。
今日は朝イチのパーソナルを終え、畑代表と一緒に休憩時間で打ちっぱなしへ!
豆ブッ潰れた…。
痛いっす(笑)
目次
胸を張ったら猫背は解消されるのか?
猫背姿勢の方に姿勢を正してと指示すると、多くの方が胸を張る動作を行います。
その胸を張る動作、果たして正しい姿勢と言えるのでしょうか?
考え方として、『猫背→背中が丸まっている→胸を張る』というイメージだと思うのですが、実はこの局所的な意識だけでは、猫背は改善されません。
猫背を改善するためには、カラダの全体バランスを考えて、各部位を修整していく必要があります。
胸を張るだけでは不十分な理由
では、なぜ胸を張るだけでは不十分なのでしょうか?
猫背というと、『背中が丸まっている』『肩が前に出ている』と考えやすいです。
しかし、人のカラダは隅から隅まで、様々な筋肉が連動しており、実際にやってみると分かりやすいですが、例えば胸を張ろうとすると、同時に骨盤も前方へ滑り、重心が後方化しやすくなります。
筋肉の連動を考えた時、猫背の方の筋バランスは、
・縮んでいる→胸、お腹の上側、お尻、もも裏
・伸びている→背中、お腹の下側、もも前
ざっくりではありますが、このようなバランスになります。
(※当てはまらない場合もありますが…)
このようなパターンで胸を張り、先程のように骨盤が前方に滑ると、お尻やもも裏は更に短縮してしまいます。
要するに、胸を張るだけの意識では、更なる不良姿勢を助長しかねないのです。
猫背を改善するためには
では、猫背姿勢の場合、何に意識をするべきなのでしょうか?
まず筋肉的な面でいうと、先程書いた筋バランスを整えることが大切となります。
そして意識面では、胸を張るだけでなく、骨盤が前方に滑らないようにお尻を少しプリッとさせたり、足の裏全体にバランス良く体重がかかるようにしたり、みぞおちを伸ばす意識をしたり。
1箇所だけでなく、様々な意識が必要となります。
最後に
今回は猫背にフォーカスしましたが、それ以外の姿勢パターンも、筋バランスを整える他、それぞれ意識をすべきポイントがあります。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ