膝に水が溜まったら抜くべきか
大久保です。
PC地獄。
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ということは地獄は今日まで。
余裕。
膝に水が溜まったら抜くべきか
さて本題です。
『膝に水が溜まってる場合抜いたほうが良いのか?』
膝に不安を抱える方や、実際に経験のある方も、これは疑問に思うことがあるのではないでしょうか?
病院に行くと、『じゃあ水を抜きましょう』と簡単に言われると思いますが、本当に大丈夫なのかと。
結論から申し上げると、あまり頻回に抜かない方が良いです。
ただし絶対ではありません。
そもそも膝に水が溜まるというのは、膝関節の中の関節液が増える状態のことを言います。
膝関節液は膝関節のスムーズな動きを出すために働き、1〜3ml程あると言われています。
この関節液の量(分泌と回収)を調整するのが滑膜と呼ばれる組織ですが、この滑膜が膝のアライメント不良や過剰なストレスによってダメージを負うと炎症を起こし、関節液の量の調整を上手く行えなくなるのです。
この関節液が溜まった状態を放置すると、痛みや炎症が悪化する場合があります。
ですから、これを防ぐためには応急処置的に水を抜く対処は行うべきと考えられます。
しかし、正常な滑膜の機能を取り戻すためには、関節液の分泌と回収をできるようにしなければなりません。
水を抜く行為を繰り返していると、滑膜が関節液を回収する能力が衰え、炎症が治まった場合でも量の調整を行えなくなってしまうのです。
大切なのは、膝関節にかかる過剰なストレスを緩和するために、アライメント調整を行い、周辺の筋肉を活性化させ、安定性を保てるようにすることです。
それが、滑膜の正しい機能を取り戻すことが出来ます。
このことから、絶対に抜いたらいけないと言う訳ではないが、そのタイミングを見計らいながら、膝関節機能改善を目指しアライメント調整を行うことが優先されるべきだと考えます。
最後に
ってな感じで、昨日のスタッフ研修は膝関節のアライメント調整を行いました。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月〜現在まで、月約200件、年間約2,500件のパーソナルトレーニングを継続。
ボディメイクや健康作りのお客様はもちろん、プロスポーツ選手のトレーニングも担当。
【体験料金】
4,950円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ