膝上の脂肪を引き締めるトレーニング

大久保です。
膝上のぜい肉は年齢が表れる。
こう言われると、ギクッとする方も多いのではないでしょうか?
全体的に太ってる訳ではないのに、何となく背中や内もも、膝上のぜい肉が付いている方は、膝上の筋肉に問題がある事がほとんどです。
要するに、その部分のトレーニングが足りないと考えられます。
今回は膝上にフォーカスをあてて、解説とトレーニングの紹介をしていきますね。
目次
膝上に脂肪がつく理由
先程も書きましたが、膝上に脂肪がつく理由は、簡潔に書くと筋力&筋肉不足、また筋バランスの崩れです。
では、どのような筋肉が弱くなり、バランスが崩れているのでしょうか。
大腿四頭筋のバランスに問題あり
先に、どのような筋肉が膝上の脂肪に関与するのか、正解から書くと大腿四頭筋です。
膝の上に位置する大腿四頭筋の筋力不足、筋肉不足、筋バランス不良によって、膝上の脂肪が気になるようになります。
逆に、ここの改善を目指すことで、膝上の脂肪が気にならなくなることでしょう。
大腿四頭筋とは
大腿四頭筋は、膝の上に位置する筋肉です。
大腿直筋(RF)…瞬発系動作で最も使われる
外側広筋(VL)…体を支える、大腿四頭筋で一番大きい
内側広筋(VM)…体を支える、膝上で重要な働きをする
中間広筋(VI)…膝を安定させる、弱くなりやすい
以上のような特徴があります。
ここの筋肉を鍛えるべき
膝上を引き締めるためには、大腿四頭筋の筋バランスを整える必要があります。
では、どこを鍛えるべきなのか?
ズバリ、膝上の脂肪が気になる方は、内側広筋(VM)と中間広筋(VI)を、選択的に鍛える必要があります。
この2つは、現代社会では、あまり使われないことが多いんです。
これもまた説明すると長くなるし違う方向へいくので、今回は割愛。
ということで、VMとVIのトレーニングを、以下にご紹介します!
膝上の引き締めトレーニング
強度の低いトレーニングですので、使っている筋肉をしっかりと意識して、回数を重ねましょう。
内側広筋(VM)トレーニング
ストレッチポールの上に膝を乗せ、膝を伸ばす動作です。
膝関節最終伸展可動域10~20°で最も使われる筋肉ですので、小さな幅で、膝裏でストレッチポールを押さえながら、しっかりと伸ばす意識を持ちます。
内側広筋遠位部(膝上)にあたる内側広筋斜線維(VMO)は、筋走行が極端に内側方向に走行しているため、写真のように指で伸張を引出し、伸展で短縮へ入れるとより効果的です。
中間広筋(VI)トレーニング
動作は上記のVMトレーニングと一緒です。
が、通常の膝関節屈曲&伸展動作は、中間広筋よりも大腿直筋(RF)を優位に使いやすいため、活動抑制のため両手でRFをつまんでいます。
膝上の脂肪がターゲットですので、トレーニング中は、そこが動いていることをしっかりと確認しながら動作を行いましょう。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ