クラムシェル角度による使う筋肉の違い

大久保です。

今週のF1はアメリカGPなのですが、時差が凄すぎてリアルタイムは諦めております。

ニュースで先に結果を知る。

クラムシェル角度による使う筋肉の違い

さて本題です。

ヒップインナーマッスルトレーニングとして、最もメジャーなトレーニングがクラムシェルエクササイズ。

股関節の安定化やヒップアップ、O脚改善等、様々な効果を発揮します。

このクラムシェル、股関節の屈曲角で使われる筋肉が変化します。

そもそも、股関節外旋に作用するヒップインナーマッスルは深層外旋六筋と呼ばれる6つの筋肉から構成されています。

しかし、この中で外旋動作を主に担う筋肉は梨状筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋の3つと言われています。
(※上双子筋、下双子筋、大腿方形筋はあまり大きくは働かない)

ということで、今回はこの3つの筋肉の使われる角度について。

まず股関節45°屈曲では、先程の3つの外旋筋が均等に使われると言われています。

ただ、トレーニング指導経験上、この角度では梨状筋が使われやすい角度です。

ヒップインナーマッスルの中で唯一の多関節筋であり、スパズムを起こしやすい筋肉ですので、トレーニングで定期メンテナンスをすべき筋肉です。

股関節屈曲角が60°を超えると、梨状筋は外旋筋から内旋筋へ変換されます。

この事から、内閉鎖筋と外閉鎖筋が使われるようになるのですが、〜80°くらいまでの角度では、とくに内閉鎖筋が使われやすいです。

深層外旋六筋の中では最も筋出力の高い筋肉で、骨盤底筋群とも深く関わり合いがあるので、鍛えておきたい筋肉です。

股関節屈曲角が90°を超えると、内閉鎖筋は外転作用となるので、外閉鎖筋がターゲットとなります。

このように股関節屈曲角によって、クラムシェルエクササイズではメインで使われる筋肉が変わってきますので、様々な角度で試せると良いですね!

最後に

よし、月曜ゴルフ決まった。笑

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ