成長ホルモンの役割

こんにちは🌸
くびれ美人エグゼクティブトレーナーの松浦加奈です。

 

成長ホルモンは若い時に分泌され、骨や筋肉を強くし、背を高くすることに役立っています。

それだけでなく、成長ホルモンは『修復』のホルモンとして、適度に分泌されることで代謝(脂質の代謝も含め)をアップさせ、皮膚や髪の毛、爪などでも適切な代謝によりより美しい状態に保っています。

成長ホルモンは成人後年を経るごとに次第に減ってきてしまうことが知られています。
特に運動など、生活習慣を通して、成長ホルモンを増やすことできれいになりながらダイエットすることを意識できます!

 

成長ホルモンとは

成長ホルモンは脳の下垂体という部分から分泌されるホルモンで、幼いころから成人に至るまでの間の『成長』を行うホルモンというイメージが強いです。

筋骨格系を成長させる、という意味ではこれは正しいですが、成長ホルモンの働きはそれだけではなく、大人になってからも続きます。

成長ホルモンには『修復』という役割もあります。

 

骨や筋肉を維持したり時には増やしながら、体にしっかりエネルギーを満ちさせるために代謝に働きかけるので、脂質代謝を含めた身体全体の 代謝をアップさせ、肌や髪の毛、爪などの適度な新陳代謝を助けることで、状態が美しく保たれます。

 

幼いころから成人までと、成人してからの成長ホルモンの量は差があり、成人後は年を経るごとに個人差はあれ減っていきます。

 

代謝に深い関わりを持つ成長ホルモンの低下は、痩せにくいからだにも関係しているかもしれません。

できたら、ダイエットにも役立つ成長ホルモンを減らすのではなく増やすような生活習慣をすることがおすすめです。

 

成長ホルモンと睡眠

成長ホルモンは夜寝ている間に多く分泌され、特に睡眠直後、午後10時から午前2時くらいまででかなりの部分が分泌されるといわれていますが、時間については個人差があるかもしれません。

 

成長ホルモンは、ノンレム睡眠という、より深い睡眠時に分泌されることが知られています。したがって睡眠不足は成長ホルモンの分泌を減らしてしまう可能性があるので、できるだけ避けたいですね。

 

また、成長ホルモンの分泌を増やすためには、深い睡眠がとれるように質の良い睡眠をとるということも大切です。

そのためには、昼間の活動で高まった交感神経を鎮め、自律神経のバランスをとることが重要となります。

例えば、植物のアロマオイルを入れて、香りを楽しみながらゆっくりお風呂に入る、睡眠前に軽いストレッチでリラックスする、テレビやスマホなどブルーライトは寝る1時間前からさける、睡眠直前に何も食べないようにする、などをこころがけましょう。

 

成長ホルモンとトレーニング

以前より、無酸素運動や筋トレが成長ホルモンの分泌を促すことは伝えられています。

筋力トレーニングで筋肉を少し傷めることで、その修復をしようと成長ホルモンが分泌されやすくなります。
このとき、乳酸の分泌が行われやすい、ふとももなどを中心に、無理のない強度でスクワットなどで負荷をかけてみることがおすすめです。

もちろん、スクワットなどだけでも試してみる価値があります。できたら継続して行えたらなお良いでしょう。

 

最後に

しっかり運動することで、ダイエットを成功させましょう。

 

くびれ美人エグゼクティブトレーナー
松浦加奈