股関節の抜け感を感じる時にチェックすべき筋肉

大久保です。
はやいもので10月ですね。
2020年は過ぎるのが速いなー。
股関節周辺の筋スパズム
さて本題です。
股関節の抜け感、または違和感、鈍い痛みがある等、股関節の問題を抱えている時に、姿勢評価や筋バランスの評価をすると、その周辺の筋肉にスパズムがある事が多いです。
(※筋スパズム→違和感や痛みに繋がる、局所的で持続的な筋緊張の亢進状態のこと。筋攣縮。)
股関節周辺で多く見受けられる筋スパズムは、梨状筋・縫工筋・大腿筋膜張筋等によく見られます。
筋スパズムは局所の循環障害であり、不随意的に生じるのですが、これが持続する理由は、外傷的なものから、精神的緊張によるもの、感染・炎症なども考えられます。
筋スパズムの改善を図るためには、筋スパズムが起こる理由に対して対処する必要がありますが、対処法としてはⅠb抑制でのストレッチングが効果的だと考えます。
1週間前から足が開かなくなった
少し専門的な内容になりましたが、先日パーソナルトレーニングで私のお客様のK様から『1週間程前から左足のアグラがかけなくなってきた』とご相談頂きました。
評価すると、左股関節の可動制限が著しく、動作に痛みも伴っていました。
原因として思い当たることを伺うと、数週間前から寝る時に足首の下に枕を置いて寝るようになったとのこと。
恐らくこれにより、膝関節や股関節への負担が高まっていたのだろうと予想し、筋スパズムの起こっていた筋肉へアプローチをかけました。
トレーニング終了時には、股関節可動域も改善されてました。
最後に
筋スパズム以外にも、筋短縮、筋拘縮など筋肉の問題は様々あります。
評価でこれらを見極め、それに対する適切な対応が、健康なカラダを手に入れるためには大切ですね。
くびれ美人マネージャー
大久保亮介
高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。
専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。
2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。
2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。
2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。
2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。
【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)
【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ