肩のトレーニング中は肩甲骨の動きを出して良いのか

大久保です。

今日はF1の予選を見ながら、レーサーの小林選手とYouTube配信予定。

ただただ見入ってしまわないか心配…。笑

肩のトレーニング中は肩甲骨の動きを出して良いのか

さて本題です。

『肩甲骨は動いたほうが良い』と、何となくイメージはありませんか?

たしかに、肩甲骨の可動性が高いことは、肩こりを未然に防いだり、不良姿勢になりにくいと考えられます。

とくに肩こりの方は、ほとんどの場合肩甲骨の可動域が極端に小さくなりがちです。

ですから、肩甲骨は動いた方が良いというのは、日常生活においては、おおよそ当てはまると思います。

しかしトレーニングでは、そうとは言い切れません。

例えば、肩関節を動かし、背中を鍛えるラットプルというトレーニングでは、肩甲骨の動きを伴うことで、より大きく収縮することができます。

しかし、肩を鍛えるショルダープレスでは、肩甲骨に付着する筋肉(三角筋)がターゲットとなるため、土台となる肩甲骨は動かさない事で、最も収縮が可能です。

また、胸トレの王道であるベンチプレスの場合、肩甲骨の内転位をある程度キープして行うほうが、肩関節の屈曲の際に、最も大胸筋を収縮出来ますので、こちらも大きな肩甲骨の動きは伴うべきではありません。

要するに、対象の筋肉を効率的に働かせるためには、土台となる骨格のポジションが非常に重要となるのです。

何となく大きな動作を行うだけでは、筋肉的には楽チンになってしまう可能性があります。

ターゲットの筋肉がどうやったら適切に使えるか考えられると良いですね!

最後に

筋肉の起始停止を知ると、トレーニングの意識する点が整理しやすいです。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ