腰痛とニューテーション&カウンターニューテーション

大久保です。

恥ずかしながら、大久保が味わった腰臀部痛の話。

腰痛とニューテーション&カウンターニューテーション

さて本題です。

今回はちょっとマニアックなこと。

先日、私の右腰臀部にズゥゥーーンという痛みが走り、『やっちまったなー』の状態でした。

トレーニング指導中に右膝を立てた座り姿勢でサポートするクセがあったのですが、恐らくその影響です。

座位での右仙腸関節のニューテーションと仙骨右回旋による靭帯性支持と長時間の筋弛緩によって起こる関節包の遠心ストレス、これと立位になったときのカウンターニューテーションによる寛骨の突上げで痛めたかなーと。

仙骨前傾では若干の前上方移動が合わさり、仙腸関節が締まった状態になります。
(※ニューテーション)

この状態は靭帯性の支持が強くなり、インナーマッスルと連動しやすく、筋伝達も良い状態であるとされます。

反対の仙骨後傾は、後下方への移動が合わさり、仙腸関節が弛みます。
(※カウンターニューテーション)

この状態は、仙腸関節の骨、靭帯性の支持が低下して、周辺の筋性の支持が高くなる状態と言えます。

本来ニューテーションポジションは、筋肉的には腰部への筋性ストレスが減り、腰痛の軽減に繋がるポジションであると考えられますが、靭帯や関節包へのストレスで言うとこれに留まらないため、仙骨右回旋による関節包へのストレスを与え続けたのが、今回の結果かなーと推測します。

要するに、ニューテーション・カウンターニューテーションのどちらか良い悪いという話ではなく、どちらかに偏りすぎることがあると、それが身体ストレスに繋がることがあるよーという話です。

例えば歩行においては、立脚側はニューテーション、遊脚側はカウンターニューテーションとなり、立脚側は支持力向上の状態、遊脚側はスムーズな動きを出せる状態にあると言えます。

体軸を正して、仙腸関節のバランスを保てると良いですね。

最後に

とりあえず急性期は抜け出した感があり、仙腸関節痛はかなり軽減しました。

良かったー、気を付けないと。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ