膝の曲げ伸ばしに違和感を感じる方へ

大久保です。

日常生活でも、膝の曲げ伸ばしに違和感を感じる方は多いのではないでしょうか?

膝の音が気になったり、動作に重さを感じたり、膝が抜けそうになったり…。

私のお客様でも、特に女性からこのような症状を耳にすることがあります。

これは、膝の骨が当たっている音ではありませんが、やはり膝の“ハマり”が悪いことが考えられます。

今回は、膝の曲げ伸ばしで違和感を感じる方へ、原因として考えられる事と、その対処法についてご紹介致します!

膝の屈伸動作

膝の曲げ伸ばしの動作には、関節の回旋動作が伴います。

・膝関節屈曲(曲げる)動作⇒膝関節弱内旋
・膝関節伸展(伸ばす)動作⇒膝関節弱外旋

膝の曲げ伸ばしで違和感がある場合は、この弱回旋動作が機能してない場合が多いです。

この回旋動作が上手く機能していない場合、この動作に関わる筋肉の動作改善や刺激を与えることは重要な要素となります。

では、膝の曲げ伸ばしで、関節の回旋動作に関わる筋肉とは何なのかと言うことになりますが、ここでは膝窩筋と言う筋肉にフォーカスを当てて、書いていきます。

膝窩筋の動作不良

膝の後ろに、膝窩筋という筋肉が存在します。

下肢の筋肉は、立位では基本的に地面と垂直方向に走行しています。

しかし、膝窩筋は膝関節を跨ぎながらも地面とほぼ平行して走行しているため、膝の屈曲動作に加えて、回旋動作に強く関わります。

この筋肉は膝関節の安定のために、持続的に働いている筋肉ですが、過剰な働きや弱化によって、膝の屈伸の際の、スムーズな回旋動作を邪魔してしまう可能性があるのです。

パーソナルトレーニングでは、このような膝窩筋スパズムの改善を徒手で行いますが、周辺は大きな神経があるので、正しいアプローチをかけなければなりません。

セルフで行う場合は、脛骨のヒラメ筋線に沿って、軽く動かす程度が良いかと思います。

最後に

膝の違和感の改善には、膝窩筋の調整が大切。

もちろんこの筋肉以外にも、ストレッチすべき筋肉、トレーニングすべき筋肉は存在しますが、こちらはまたの機会に紹介させて頂きます。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ