SLRテストで足が上がらないのはもも裏の硬さのせいだけではない

大久保です。

あ、明日からGWか。

SLRテストで足が上がらないのはもも裏の硬さのせいだけではない

さて本題です。

タイトルが長くなりすぎた。笑

昨日のトレーニング中に『左もも裏に突っ張り感がある』というお客様からのお声を頂き、姿勢の評価を実施したところ、よくある見逃しパターンがあったので、今回はそれを書きます。

様々なチェック項目がある中で、ハムストリングスの柔軟性評価でオーソドックスに選ばれやすいのかSLRテスト(仰向けで足を天井に持ち上げる)です。

片足ずつ天井の方に足を上げて、上がり幅が少なかった方のハムストリングスが硬いであろうと予測する方法で、多くのトレーナーが実施している方法ですが、こちらもハムストリングスの柔軟性評価としては不十分なところがあります。

何故なら、SLRテストで足が上がらない方でも、もも裏の柔軟性が確保出来ている事があるからです。

SLRテストを行う上で注意しておかなければならないのが、股関節屈曲制限はハムストリングスの硬さだけが原因ではなく、例えば股関節前方に位置する大腿筋膜張筋の硬さや筋緊張も、その動きを妨げてしまいます。

昨日のお客様の場合、SLRテストでは、右股関節屈曲可動域制限がありましたが、実際は右大腿筋膜張筋の硬さが顕著であり、左右のハムストリングス評価では左外側ハムの硬さがありました。

このように見逃してしまいやすい事は、意外とたくさんあります。

正しい評価のもと、改善を行いましょう。

最後に

皆さんGWは何されるのでしょうか?

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ