似たような筋トレでも効果が異なる

大久保です。

皆さんは『腕立て伏せ』『スクワット』と聞いて、それぞれどこの筋肉を使うトレーニングだと思いますか?

それぞれいくつか使われる筋肉が考えられますが、どのようなスタンスで、どのような関節角度で動作が行われているかによって、使われる筋肉が異なるのです。

ということは、ただ腕立て伏せやスクワットをするだけでは、自分がターゲットとする筋肉を上手く使えていない可能性も考えられますよね。

今回は、『腕立て伏せ』と『スクワット』を例に、どのようなスタンスで行うとどこが効いているのか、解説していきます。

腕立て伏せ

まず最初は、腕立て伏せ。

皆さんご存知かと思いますが、地面に両手を付いた姿勢から、腕を曲げ伸ばしするトレーニングです。

こちらのトレーニングも、腕の幅を変えるだけで、メインで使われる筋肉が異なります。

ワイドスタンス(胸)

 

 

写真のように両腕の幅を広く(肩幅の1.5倍くらい)取り、動作を繰り返すことで、大胸筋をメインに使うことが出来ます。

腕立て伏せといえば、多くの方がこの方法を連想するのではないのでしょうか?

バストアップにオススメで、また大きな筋肉ですので、代謝アップにも良いですね。

ナロースタンス(二の腕)

 

 

こちらの写真は手の幅狭い状態で動作を行うことで、上腕三頭筋をメインターゲットに鍛えることが出来ます。

二の腕の振り袖肉が気になる女性は、膝付きでもOKなので、チャレンジすると良いです。

スクワット

次にスクワットです。

こちらも、足幅によって使われる筋肉が異なります。

また、非常に細かいポイントではありますが、骨盤の位置によって、ほとんど同じ姿勢であってもメインとなる筋肉が異なります。

ニュートラルスタンス(太もも)

 

 

こちらは、一般的なスクワット姿勢です。

お尻をしっかりと下ろしていくことで、太ももをメインに、全身の筋肉を使うことが出来ます。

全身の筋肉を使い、代謝を上げるにはとても良い方法です。

 

ニュートラルスタンス(お尻)

 

先程のトレーニングと足幅は同じですが、こちらの写真では、屈みきる前にヒップを強く突き出しています。

重心はやや踵側へ移動し、お尻の位置を少し高い状態にしておきましょう。

ワイドスタンス(内転筋、お尻下部)

 

 

足を肩幅の1.5~2倍に広げてスクワットを行うことで、内ももと、お尻の特に下側が使われます。

膝が前方へ倒れないように、しっかりと開いておきましょう。

最後に

同じ動作のトレーニングでも、スタンスや少しの動作の違いで、筋肉への刺激が違うことを紹介しました。

自分がそのトレーニングで、どこに刺激を入れたいのかを明確にして、トレーニングの選択をしましょう。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ