肩甲骨のポジションを正すべくストレッチするところ

大久保です。

今日は呉カントリークラブに来ております!

天気は快晴で最高です!

5月はこの1回のラウンドかと思いますので、しっかり楽しんできます!

肩甲骨のポジションを正すべくストレッチするところ

さて本題です。

昨日&一昨日、肩甲骨に関するブログを書きましたが、結局のところ、この肩甲骨を元に戻していく作業が大切であり、そのためには一昨日書いた下準備も大切ですが、それぞれのポジションに合ったストレッチやトレーニングが大切です。

一昨日のブログにも書きましたが、肩甲骨の正しいポジションがこちら。

・第2~7肋骨間
・内側縁(肩甲骨の内側)が棘突起(胸椎)から約5~6cm離れ、下角(肩甲骨の一番下)は約7~8cm離れる
・肩甲棘(肩甲骨上の棒みたいなの)が第3肋骨の上
・関節窩は水平面より上方約4~5°の位置
・前傾は約10°
・上方回旋約5~10°前額面に対して約30~35°前方

ですが、例えば、肩甲骨が通常のポジションよりも下方回旋していれば、それに作用する肩甲挙筋・菱形筋・小胸筋・上腕三頭筋の内、原因と考えられる筋肉をストレッチするべきであると言えます。

この時、下方回旋に合わせて前傾や下制が見られると、この動作に最も関与する小胸筋が縮んでいると想定できます。

前傾はあまり無く、肩甲骨上角が上方へ引っ張られているようであれば、肩甲挙筋がストレッチターゲットとなるかもしれませんし、内側縁と棘突起の距離が近ければ菱形筋がターゲットとなるでしょう。

逆に、下方回旋している肩甲骨を正すためには、上方回旋へ誘導するトレーニングも大切であり、下方回旋+前傾+下制の小胸筋が硬いパターンであれば、これと逆の作用を持つ、僧帽筋下部線維のトレーニングが選択されます。

菱形筋パターンであれば、前鋸筋トレーニングが効果的です。

このように、肩甲骨の下方回旋に加えて、肩甲骨が上にあるのか、内側にあるのか、それとも下がっているのか…をチェックすることが、ストレッチやトレーニングの選択に繋がっていきます。

例を下方回旋ポジションの肩甲骨としましたが、その他のパターンでも同様に、そのポジションに対してどのような筋肉が硬くなっていたり、逆に柔くなっているのかを判断することで、自ずと改善プログラムが決定してきます。

最後に

少し難しい話になりましたが、肩甲骨ポジションを整える基本について書きました。

くびれ美人のパーソナルトレーナーは、このような状態を瞬時に把握して、改善プログラムを提案出来る知識やスキルが備わっています。

 

くびれ美人マネージャー
大久保亮介

 

高校サッカーでの怪我をきっかけに、プレーヤーではなくトレーナーとなることを決意。

 

専門学校でトレーナーの基礎知識を習得後、山口県のSSSスポーツプラザ、全国大手の東急スポーツオアシスで活動。

 

2013年5月にくびれ美人でパーソナルトレーナーとしてデビュー。

 

2015年7月よりフリーのパーソナルトレーナーとして独立。

 

2016年4月㈱HATA立ち上げとともにくびれ美人マネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動。

 

2019年7月現在、月200時間以上のパーソナルトレーニングを担当。

 

【体験料金】
6,600円/60分
(トレーニング55分+カウンセリング5分)

 

【パーソナルトレーニングの流れ】
①身体の評価
②歪み改善(B.Bトレーニング)
③インナーマッスルトレーニング
④アウターマッスルトレーニング
⑤ストレッチ&マッサージ